2011年10月20日木曜日

入院50日目 次の治療の相談

4回のステロイドパルスが終わったが、結局反応が全然見られなかった。
医師いわく、まだこれから効果がでるかもしれない、もしくはステロイド抵抗性の腎炎なのかもしれないとのこと。
どちらにしてもパルスはもう続けないので、次の治療法を教えてほしいと相談したところ、成人紫斑病から急速進行性腎炎になって治療を行った症例はごくわずかしかないので正直どれがいいか分からないと言われた。いくつか選択肢を与えられて、どれがいいかは自分で決めてほしいとのこと。
なんだか見放されてしまったような虚しさと、本当にこの先良くなるのか分からない不安とが入り混じってなんともやるせない気持ちになった。

選択肢としては、
・IVCY(シクロホスファミド大量静注療法)
→免疫抑制剤のエンドキサンを大量に点滴で入れる方法。副作用のリスクは一番高いが、効果が出る確率も高いと過去のデータから言えるとのこと。いわゆるハイリスクハイリターン。

・MMF(ミコフェノール酸モフェチル)
→最近開発された免疫抑制薬。アメリカでは承認されているが、日本はまだ限られており症例が少ない。

・リツキシマブ
→悪性リンパ腫に効果がある新薬で、日本ではまだ保険適応外で極めて高価。副作用は少なく安全性が高い。

・このまま治療終了して退院を待つ

一回説明を受けただけでは分からないので、いろいろと調べてみた。といえども、どれも読んでいるとリスクが高いような気がする。悩ましい決断だ・・・。
Cr 2.70 GFR 23.0  Protein 10.50

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