2011年8月31日水曜日

日本帰国→救急車

前日の夜に激しい血便が始まり、また帰国できなく病院行きになるのかと不安になったけど、とにかく日本に帰りたい一心でスワンナプーム空港まで向かった。ダーリンは貧血気味で腹痛もまだ続いており、歩行困難だったため、空港カウンターから車イスを用意してもらった。ラウンジで横になり、そのままフライトを待っている間がすごく長く感じた。こんなに日本に帰りたいと思った旅行は初めてだった。
6時間後、日本の空港に着陸。やっと言葉の通じる、医療先進国に着いたんだ!という安堵の気持ちで涙が出てきた。
約1ヶ月ぶりの我が家に到着したのは深夜。滞在時間わずか10分足らずだったが、ダーリンの状態を見て、朝まで待つのは危険だと判断し119に電話。15分後に救急車到着。
親切な救急隊員がいくつかの病院に連絡をしてくれたが、症状が複雑過ぎて断られ続け、15分後にやっと受け入れの病院が決まった。

2011年8月27日土曜日

タイ/パタヤ(Pattaya, Thailand)

結局状況の説明はされることなく、内服薬が大量に処方されて、本日退院。10日間の入院だった。腎臓内科の先生からは、腎生検をした方がいいと勧められたが、ここの病院ではできないので翌日に別の病院へ来るように地図を渡された。タクシーで1時間くらいらしい。英語もままならない先生+そんな遠くの病院で腎生検なんてとんでもないことだ。診断書と処方した薬の明細をくれと頼んだら、診断書はくれたものの薬の明細はプリントアウトするのに1枚100円ほどかかるだってさ。高い薬代こっちが払ってるんだから、どんな薬を投与したかこっちに知る権利があるのが常識でしょうが。こんなお金儲けのことしか考えていない病院なんか忘れて早く日本に帰りたい。ダーリンは体力が落ちて、体重は25kgも増え、歩行は困難な状態。
速攻日本行きのチケットをネットで手配した。
Cr 2.5 BUN 80
悪魔のお会計。英語もろくにできないのにインターナショナルなんて名前付けないでくれ!

2011年8月20日土曜日

タイ/パタヤ(Pattaya, Thailand)

今日ようやく腎臓内科の先生が来て診察を受けた。血液検査と尿検査の数値を見て、なにやらタイ語で看護婦に説明をして部屋を出て行った。またしてもこちらに説明がない・・・・。一体どんな状態なのか不安が募るばかりだったので、先生をつかまえて質問してみたら、この先生英語がカタコトしか話せない・・・・。
とりあえずステロイドを点滴で入れるところまでは理解できた。が、他にどんな薬を内服するだとか、状況の説明は全くなし。もう病院を変えるわけにもいかないので、このまま回復してくれることを祈って様子を見守ることにした。
8/21 Cr 5.2 BUN74
8/22 Cr 4.5 BUN82 体重117kg

2011年8月19日金曜日

タイ/パタヤ(Pattaya, Thailand)

入院して3日目。血液検査から腎臓が良くないとは聞かされていたが、初日に腎臓内科の先生が来るのは3日後だからそれまで治療は始められないと言われたので、痛み止めの点滴と胃の内視鏡、輸血のみが行われた。(輸血はこっちの合意もないまま勝手に始まっていてかなりビックリしたのだが。)かなりお腹の痛みがひどいようで苦しそうにしていて、食欲ももちろん無し。それなのに、お金をとることしか考えていないスタッフは、のんきにタイ料理のメニューを持ってきて、Would you like something to order?だってさ。全くあきれるばかりだ。
後々考えると、この治療待ちだった3日間がかなり腎臓へダメージを与えていた。

2011年8月17日水曜日

タイ/パタヤ(Pattaya, Thailand)

翌朝、ダーリンの腹痛が復活。かなり激しい痛みが時折やってくるらしく、歩行することも困難なくらいだった。痛み止めの内服を飲んでも効き目がないので、すぐ近くにある病院へ行くことにした。
ロビーでタクシーを呼んだけどなかなかつかまらず、ベルボーイがつかまえてきてくれたのがソンタオ。パタヤではタクシーよりソンタオの方が主流で、道端で手を上げると止まってくれ、ブザーを鳴らせば好きなところで降りられる。一方通行ならではの便利なシステムで、料金は一律10バーツ。
病院までは車ではわずか1分足らずで着く距離。早速運転手に料金を交渉したところ、ダーリンが痛みをこらえてうずくまっているのを見て、ここぞとばかりに300バーツだと高値を突きつけてきた。
3分後に病院に到着し、急いで救急センターへ。やる気のないタイ人の看護婦が無愛想に観に来て、その後医師が診察。とりあえず即入院した方がいいとのことで、点滴の後で病室へ運ばれた。
ダーリンの体が今どんな状態なのかは全く説明がなかった。説明があったのはお支払いの会計システムだけ。点滴を打ちながらただただ痛みをこらえて1日が過ぎていった。
(病院名:Pattaya International Hospital)
Cr 2.2
入院ベッドでの撮影。紫斑は足の裏まで激しく広がっていた。

2011年8月16日火曜日

タイ/パタヤ(Pattaya, Thailand)

腹痛がおさまって旅の最終目的地、パタヤへ移動。日本に帰国することも考えたが、ダーリンの関節が腫れすぎていて飛ぶのが実質不可能な体の状態だった。
パタヤビーチへはもう7年前から毎年来ている。バンコクよりも全体的に物価が安いし、のんびりもできるし、夜は夜でにぎやかだからだ。3年前に両親を連れてきたらすごく気に入ってくれて、それ以来旅のエンディングはいつもパタヤ。
今回も行きつけのホテルで顔なじみのスタッフが出迎えてくれた。腹痛がおさまっているのでもしかしたら紫斑病が回復に向かっているかも?なんて期待を寄せたが、その期待は翌日見事に裏切られるのであった・・・・。
夕方のスコール。あたりが急に暗くなって激しい雨が降ってきた。

2011年8月15日月曜日

タイ/バンコク (Bangkok, Thailand)

早朝にチェックアウトを済ませてダーリンを迎えにタクシーを拾う。病院に到着後、支払いを済ませて救急センターへ。無事に鼻血が止まっていたので、親切な医師とスタッフにお礼を言ってホテルへ戻り、両親を乗せて空港へ向かった。向かっている途中で、ダーリンが激しい腹痛に襲われていたが、本人の希望で飛行機に乗った。4時間後にはバンコクだからそれまで頑張って!と祈るばかりだったが、機内ではもう冷や汗が出てきてうずくまるくらいの激痛ぶり。運悪く満席だったので横になることもできず、ひたすら時計を見ながら空港に着くのを待ち続けた。
バンコク到着後、すぐさまタクシーで病院へ向かった。これで5つ目の病院。
(病院名:Bumrungrad International Hospital)
救急で入ったのにかなり待たされ、20歳くらいのエリートぶった男性の医師が現れた。とても上から目線で、ダーリンが痛みで苦しんでいるのに痛み止めの注射すらもったいぶってなかなか打ってくれない。”レントゲンと超音波検査をするなら痛み止めを打ってもいい。ただしお金がかかる。”と言われた。さすがタイ人だ。そんなことより痛みを止めてくれと言いたかったが、ぐっとこらえてまず会計へ。支払いが済んだらダーリンをレントゲン室へ運んでくれた。
特に異常もなく、腹痛の原因は分からないままモルヒネを打って夜中に診察終了。まったく役に立たない医師だった。

2011年8月14日日曜日

インドネシア/バリ(Bali, Indonesia)

あれから安静にすること4日。ダーリンの食欲は無くなっていき、毎日だるさと関節の腫れ、痛みが続いていた。薬を飲んでも改善する様子はなく、紫斑は手のひら、足の裏まで広がってきていた。
そんな中、朝起きると赤いティッシュの山が・・・。夜中から突然鼻血が出始めて、止まったかと思ったらまた出続けている。少し様子を見ていたが、あまりにも止まりそうにないので、友人のインドネシア人の助けを借りてまたもや病院へ。運悪く日曜日の夕方なので、救急を取り扱っているデンパサール一大きい現地の病院へ向かった。
(病院名:SANGLAH DENPASAR)
病院内は日本では考えられないくらい古びていて設備も汚い。鼻血を拭くティッシュすらおいてないので、近くの売店へトイレットペーパーを購入。インドネシアは日本の病院とシステムが全く違っていて、先に薬や注射針などの支払いを済ませ、現物を窓口でもらってからそれを医者に渡すのが普通らしい。医師が来て点滴やら止血処理をしてくれたがなかなか止まらず、何度も鼻に詰めたガーゼを交換していた。”今日はここで朝まで様子を見た方がいい。鼻血が止まらない原因を調べよう。”ということになり、夜中の1時にダーリンを残してホテルへ帰った。翌朝のフライトだったので荷物をまとめていると部屋の電話が鳴った。ダーリンからだった。病名が判明した!メモしてくれ!と言われ、綴りを紙に書き留めた。”Henoch-Schoenlein Purpuraという長い名前。なんじゃこりゃ?聞いたことのない名前と見たことのない英語の綴り。部屋にネットがなかったので、仕方が無く疲労困憊した体を休めることにした。
ホテルのロビーで朝に撮影。もちろん鼻にティッシュを詰めながら。

2011年8月10日水曜日

インドネシア/バリ(Bali, Indonesia)

ウブドからデンパサールへ移動し、紹介状をいただいた病院へ向かう。
(病院名:Kasih Ibu Hospital)
血液検査を行い、皮膚科の先生が診察。
ここでも、”これはきっと動物(たぶん牛)を刺す虫からの感染でしょう。虫刺されでアレルギー反応がひどく出ているためだと思われます。薬を飲んで安静にしていれば自然に治っていくでしょう。”と虫刺されの診断。また内服薬と塗り薬をもらって終了。
ここまで虫刺されがひどい状態もどうかと思ったけど、3つ病院を受診してみんな同じ結果なので虫刺されと信じるしかなく、そのままホテルで安静にすることに。
クタビーチで撮った夕日。とってもきれいで見とれてしまった。。。

2011年8月9日火曜日

インドネシア/バリ(Bali, Indonesia)

今日は夕方から激しい腹痛が起こり、それに伴って激しい血便が出始める。横になってうずくまって背中を丸めながら痛みをこらえていたけれど何もしてあげられないので、とりあえず薬が効いてくるのを待ち、少しおさまったところで夜遅くに近くにあったクリニックへ。
(病院名:Ubud Clinic)
先生は女医でとっても親切でしたが、田舎のクリニックだけに設備が整っておらず、簡易版の血便検査をとり急ぎ実施。待つこと2時間。結果は陰性なので、食中毒とか食あたりではないとのこと。原因が分からないので大きめの病院で診察を受けた方がいいと先生が紹介状を書いてくれた。
翌日からロビーナへ行く予定だったが、急遽予定変更して宿をキャンセルし、空港近くのクタへ戻ることに。このとき紫斑は膝のあたりまで広がっており、足首だけでなく手首が腫れ始めていた。
朝起きてすぐなのでまだ足首はそれほど腫れていなかった。が確実に斑点が広がっている。
ウブドの観光名所のライステラス。3年前に来たときとなんら変わりなくひっそりとしていた。

Sangeh Monkey Forestは観光客も少なく穴場。猿は200匹ほどいるらしい。

2011年8月8日月曜日

インドネシア/バリ(Bali, Indonesia)

スラバヤを後にしてバリ島へ移動。着いてから予約していたレンタカーを借りてUbudへ向かった。ダーリンは足の腫れがまだ引かずに痛そうでしたが、運転できるというのでそのまま続行。ウブドについたころには疲労困憊で、夜にさらに痛みが増していたけれど、痛み止めと内服薬を飲んで休息。
スラバヤの空港内で撮った写真。気圧が変化すると腫れがひどくなるので正直飛行機に乗るのが怖かったが、せっかく楽しみにしていた夏の旅行ということで続行。
ウブドのバンガローから見えたほのぼのする田舎の景色。

2011年8月6日土曜日

インドネシア/スラバヤ(Surabaya, Indonesia)

翌日にスラバヤの病院へ行き、皮膚科で診察を受けた。
(スラバヤの病院:ADI HUSADA UNDAAN WETAN)
先生はおじいちゃんで、足を見るや否や、”うーん、これはひどい虫刺されですねぇ。安静にしていれば治っていくでしょう。”とあっさり虫刺されの診断。内服の薬と塗り薬を処方されて終了。
この日からその言葉を信じて薬を飲み始ることに。
いい天気だったのでホテルのプールサイドで安静にしながら撮った写真。結構紫斑がひどくなってきている様子が分かる。(この時は紫斑病の存在すら知らなかった・・・)

2011年8月5日金曜日

インドネシア/スラバヤ(Surabaya, Indonesia)

バンコクからインドネシアのスラバヤへ移動。スラバヤは昔ダーリンが仕事で住んでいたこともあって、久しぶりの訪問を楽しみにしていたのだが、フライトの途中で様態が急変。足首がひどく腫れ上がって斑点が紫色になり広範囲へ広がっている。夜中に到着後、痛みをこらえながらタクシーでなんとかホテルへ移動したものの、着いてすぐに40度の高熱が。。。ホテルのスタッフに事情を話したら、すぐに車で救急病院へ搬送してくれて、病院ではインドネシア語の通訳までしてくれた。素晴らしいスタッフの対応に感動!
(ちなみに泊まったホテルはHotel Majapahit)
熱下げと痛み止めの注射をしてもらい、結局ホテルへ戻ったのが夜中の3時過ぎだった。
ホテルのお部屋はこんな感じでした。
翌朝、一緒に連れていった母が誕生日だったのでサプライズケーキをリクエストしておいたところ、スタッフ全員でハッピーバースデーの歌って祝福してくれた。またもや素晴らしいスタッフに感動!

2011年8月4日木曜日

タイ/バンコク (Bangkok, Thailand)

インド、ニューデリーを夜中に出発して早朝にバンコクへ。
この時、足首あたりの斑点が少し上に広がっていたものの、まだ小さな虫刺されのような跡だったのでそのまま虫刺されのクリームを塗って放置。体は疲れやすくなっていたけれど、きっと移動のせいだろう。バンコクでマッサージに行き、一日リラックス。
スクンビッドsoi8にあるホテルのプールから撮影。

2011年8月3日水曜日

インド/ニューデリー (New Dehli, India)

インドのニューデリー旅行中、ダーリンの足首のあたりに突然虫刺されのような斑点が出現。
確かに酷暑で蚊が多かっただけに、きっと虫刺されだろうと2人とも思ってそのまま放置。それよりも予想以上に不衛生な環境、悪臭、嘘つきな人の多さにびっくり。
街中で荷物を運んでいる牛。かわいいんだけど、路上のあちこちに糞が・・・。
ここは男性用の公衆便所。ただの壁だけで穴もなく、周辺の匂いはかなりキツイ!
ここはデラックス公衆便所。料金を払うと綺麗な?トイレで用が足せます。
アグラの街中で猿の群れ発見。
猿やら牛やらいっぱいいる中、ごみ山に猪が・・・。